競技会や普段の練習などで乗馬をきれいに撮る方法を紹介します。
・人馬が画面の中でちょうどいい大きさになるようにする。
小さすぎないように。また大きすぎて人の頭や馬の肢が画面から切れていないように。
鞍付近を画面の中央にして、人馬は画面の縦の5分の3、人の頭の上に5分の1余白、馬の肢の下に5分の1余白のようにするといい感じになります。
・水平に気をつける。
画面の上縁を水平線と平行になるように意識するときれいに撮れます。
・背景に気をつけてポジションをとる。
背景が違うと印象がかなり違います。余計なものがあるときは被写体で隠すとスッキリします。
・横向きのときはシャッターチャンス。
人馬が横向きになるときにたくさんシャッターを押しましょう。ダイナミックに撮れます。前からや後ろ向きも少し押さえておきましょう。
またこちらに向いているときは近づいてくることで被写体が大きくなってきますので、あらかじめ画面を引きぎみにしておくなど未来を予測して構図を決めると成功が多くなります。
・近くに来たときがシャッターチャンス。
自分と被写体の距離が、被写体と背景の距離よりも近いときの方がきれいな写真になります。
〇 自分→→→人馬→→→→→→→→→→→→→→→背景
△ 自分→→→→→→→→→→→→→→→人馬→→→背景
・シャッターは半押ししてから全押しする。
撮影のリズムは、半押し→全押し→ズーム、半押し→全押し→ズームという感じです。
・シャッターは馬が2サイクル歩くあいだ押し続ける。
常歩では4歩、速歩では4歩、駈歩では2歩のあいだ長押しして連写する。
・人馬が画面の中でちょうどいい大きさになるようにする。
小さすぎないように。また大きすぎて人の頭や馬の肢が画面から切れていないように。
鞍付近を画面の中央にして、人馬は画面の縦の5分の3、人の頭の上に5分の1余白、馬の肢の下に5分の1余白のようにするといい感じになります。
・水平に気をつける。
画面の上縁を水平線と平行になるように意識するときれいに撮れます。
・中央線の延長線上から撮る。
競技会では中央線を真っ直ぐ進めたか、停止がまっすぐに止まれたかを後で確認します。
撮影はカメラをAとCが(または馬場埒の赤マークが)上下にぴったり重なって見えるところから撮影しましょう!絶対に頼むぜ!
・ズームはゆっくり。
ズームレバーは慎重にゆっくり動かしましょう。ズームレバーは大きく倒すとすばやく、小さく倒すとゆっくりズームします。ゆっくりズームすると見るときとても見やすくなります。
またズームをやめるときもレバーを静かに戻しましょう。ズームレバーを急に離すとパチン!とレバーが戻る音が入ってしまいます。
・先を予測する。
馬がこちらに向いたら近づいてくるのでズームを引いていきます。馬が向こうを向いたら遠ざかっていくのでズームして追いかけていきます。すると一定の大きさでとることができます。
できれば経路を思えておくと楽に撮ることができますよ。
・コール前から撮影開始して、コール後に撮影終了する。
演技前に「〇番、○○さんと○○号」と場内放送があるのでそれがビデオに残るように早めに撮影を開始します。
演技後も「〇番、○○さんと○○号でした」と放送されるのでそれを聞いてから停止ボタンを押しましょう。
・ちゃんと撮影中になっているか確認する。
撮影中は画面に赤いマークが点滅するのでそれがあるか時々チェックしましょう。たまになぜか撮影開始と停止が逆になって、演技中が写ってなくて演技の前後が写っている場合があります!(笑)