感情や思い込みを捨てて、事実を見ます。

事実だけを見て、私情や願望とごっちゃにしないようにしましょう。

それが馬の話を聞くコツです。

人間なんて人と馬というチームのただの一員でーす。

乗馬も、馬術も、馬場も、障害も、総合も、競馬も、ぜんぶ馬が主役。

（気持ちのどこかに馬を従わせなきゃ、従わせたい、言うことを聞かせなきゃなんて気持ちがあったらそこは地獄の一丁目）

いつもレッスンで伝えている「馬を立てよう、馬に尽くそう」の方法だけが本当の馬との幸せの境地に至ることができます(^^)

みんな表情可愛い～。

顔拭きもうっとり幸せそう。

わかる人だけにはわかる、馬たちのこの表情！

大切にされていることでにじみ出る馬の可愛らしさだね(^^)

先日。

あらあら(笑)

毛艶も良くてカッコイイ！けど可愛い。

今日。

またか(笑)

おが粉浴び好きだね～。

すごくいい表情。幸せな気持ちでほっこりできる乗馬です(^^)

馬を説得したいなら表現力をつければいいんだよ。力押しすれば嫌がられるのは当たり前。

「反抗」とか「舐めてる」とか言ってるのを聞いたら（あ、こいつは馬のことわかってねーな）と思ってOK。あなたや子供に対してもそう言うようになるから信じちゃダメです(^^)

馬とコミュニケーションする乗馬は、馬とコミュニケーションするのが大変。

馬に命令すればいいだけ、じゃないから楽じゃない。

でもだからこそ馬に好かれる！

馬もリラックスの安全で楽しい乗馬(^^)

馬は経験したことで出来ている。嫌がることをするなんてもってのほか。

馬には優しくて楽しい、喜ぶような経験をたくさん与えます(^^)

ふふふ。みんな楽しそう～。

「つまらん！お前の話はつまらん！」(笑)

「そんなつまらないこと言うためにこんなところに呼び出したんですか？」(笑)

「きれいごと言うな！きれいごと！」(笑)

マジで乗られているときの馬の気持ち(笑)

こういうふうに思われないようにね！

馬のリーダーになる＝馬をリードする＝馬の先手をとる＝馬が行動したり考えたりする前に準備をする。

乗馬は先のことをよく考えて、準備準備また準備！の連続です！(^^)

今日は馬のボディーランゲージを解説する講習会をしました。

馬の動きはどんなに小さな動きでも意味があります。それを動画を見ながらその馬の気持ちを代弁するように、理由と共に解説しました。

人間は自分で自分を救うことができるけど、馬は自分で自分を救うことはできない。馬の側に立とう！って話もしました。

馬を調教する者としてとても共感しました。

みんな馬にこうすればいいのにね(^^)

馬が言っていることと、人が言っていること、どっちを信じます？

私は断然、馬本人が言っていることを信じますね。インストラクターや審判が言ってることよりも。

インターネットにも乗馬の情報が溢れてますが…どうなんでしょうね。

例えば「馬と人の絆を深める乗馬術」という素晴らしい良書がありますが、これを実践して体感できる人が、普通に乗馬している人の中にどれだけいるでしょうか。ほとんどの人が読んだけど活かすことなく結局いつも通りのことを続けていくんだろうなと思うと、せめて本当の乗馬を知りたい本気の人のためにこれが実感できる場所があるよって頑張っていきたいなと思います。

来た当時はすごい人間嫌いで手入れも嫌い乗られるのも嫌い、放したら逃げ回ってつかまらない子でした。それが今では。

やっぱり馬もコミュニケーションできる乗馬が好き。

これと乗馬、何が違うの？

同じだよね。

自分たちの思いや考えを伝えられることができる、そんな環境が馬には必要です(^^)

馬たちにはイキイキと生きてほしい。

たとえば駈歩が出るのも障害を飛ぶのも馬の自主性。駈歩が出ないのも障害を飛ばないのも馬の自主性です。たとえやれと言われてもやるかどうかは全部馬の気持ち次第。

馬がみんな素直とかおとなしいっていうのも、馬の自主性の育て方ひとつ。

それが調教の違いなんですねってメンバーさんが笑って理解してくれました(^^)

さすが全日本馬！かっこいい！(^^)

馬と信頼関係を築くには、馬の気持ちを尊重することです。

つまり馬に強制はしないし、馬が嫌がったら止める、ということ。

馬が嫌がっているのに止めないってどゆこと？

嫌がることをする人を信頼なんてしないよね。
馬に負けるな勝てとか、馬は服従させろとかいうやり方は、馬の気持ちや信頼を無視しています。

信頼関係とか、調和のとれた関係って、二つの気持ちがお互いを信頼したり同調することですよね。
馬の気持ちが無くて、有るのは自分の気持ちだけなら、信頼関係とかハーモニーなんて言葉はありえない絵空事だよね。

馬と信頼関係を築くには、馬が喜んでくれることをしよう！(^^)

指揮者は楽譜を完璧に覚えてから、オーケストラの前に立ちます。

ガイドさんも、ツアーのみんなを連れて迷子になることはありません。

馬の背に乗る前にやること、普段やれることがあるっていいよね(^^)

乗馬は馬と一緒にやるものです。
だから馬を疲れさせてはいけないし、馬を操縦してはいけないし、馬を服従させる必要はありません。
思い通りに動かしたいならロボットにでも乗ってればいいし、イエスマンが欲しいなら誰も本当のことを言ってくれない寂しい人生を送ればいいのです。
欲しいのは、自分で考え、自分の意思を持ち、イエスもノーもちゃんと言ってくれて、一緒に助け合って笑いあえるパートナーです。
そんなパートナーや乗馬は最高だと思いませんか(^^)

誰かが誰かを思い通りにするなんてね。

思い通りにされる側になってみるとね。

乗馬の面白さは、馬と気持ちをひとつにすることー！(^^)