ブログの中でこれは大切だと思える記事を「乗馬の基本」カテゴリーとしてここにまとめておきます。
馬のこと、乗馬のこと、どうぞ沢山知ってあげてください。
乗馬の基本や馬とのコミュニケーションについてはyoutubeにもアップしています。
2023年
8月
24日
木
ウィッシュの乗馬がなぜ成功しているのか、それは馬の同意を大切にしているから。
残念ながら日本でも世界でも馬の同意の大切さを理解できて実行している人はおそらくごく一部の人だけ。特殊な少数派。世界の主流は今もまだ馬の服従や強制です。その方がイージーで快感を伴うからね。
でも馬の同意がある方がよっぽど安全でしかも心豊かな乗馬ができます。
相手が誰であろうと、何人たりとも相手の自由を奪い相手の身体を勝手に利用すべきではない。
馬の扱いを見ればその人の子供や女性に対する本性がわかります。
相手が馬だろうが子供だろうが女性だろうが、きちんと人格を認めて同意を得ようとする態度にこそ人間性がでます。
同意を得ることには終わりはないのでもっと上を目指してまだまだ日々研鑽ですね(^^)
馬の気持ちを本当にわかりたいなら↓
2023年
5月
23日
火
最近突然真理が閃いて青空が広がるような気持ちになりました。
乗馬は初期馴致だけでなくグランプリや大障害に至るまでずっと馴致なんだ!
馴致と教育を受けた馬は馬場も楽々動き、障害も楽々越える。強制なんか最後まで必要ない。
馴致と教育ならめっちゃ得意じゃん!
ありがとう~。
てへへ、どういたしましてーの顔。
すんごい可愛い(^^)
2023年
4月
16日
日
馬に必要なのは「好き」じゃなくて「愛してる」です。
好きは自分中心。愛してるは相手中心。
相手の気持ちを考える、相手のために身を引く、遠くで幸せを願う、そうやって相手の幸せのために利他的に自分が譲ったり我慢できる賢さが「愛してる」です。
愛してるを感じている馬、こういう表情するよね(^^)
2023年
1月
12日
木
馬を操ろうとか服従させようとしてはいけません。それをやってる人はどうぞ来世で操られ服従させられてください。乗馬は馬に優しく自分に厳しく、自分を乗りこなすものです。
まず、自分の身体を乗りこなしましょう。そして怖れや怒りを感じた時にそれを乗りこなしましょう。
そんなリーダーの姿を見て、感じて、馬も同じように振る舞ってくれます。そこに調和が生まれるのです(^^)
2022年
12月
13日
火
ジャパンブリーディングホースショーすごかったですね!
自ら種牡馬と繁殖牝馬を用意して種付け交配して繁殖させて育て上げ、何年もかけて調教して競技に出場する。まさに夢をもって馬を育てる。かっこよかったです。すごい!
料理を食べるのに例えて想像してみたんだけど、普通なら出来上がってる料理を上手に食べましたとか美味しい料理を奢ってもらいましたというところを、自ら畑を耕し、種を播き、野菜を育てて、自分で調理して、綺麗に盛り付けた料理を美味しい美味しいって食べたりみんなに振る舞う方が、料理人としてもホースマンとしても断然めちゃくちゃカッコイイし本当の実力があると思う。
ブリーディングカップや内国産選手権、一見の価値ありです(^^)
2022年
9月
26日
月
先日、自馬預託の相談を受けました。
そのとき「どのように乗馬クラブを選んだらいいですか?」という質問を受けたので、「約束を守るとか裏表がないとか、結局最後は人間性です」とお答えしました。
ただその質問がずっと心に残ってて、もっとわかりやすい3つのチェックポイントと、もう少し踏み込んだアドバイスを考えたのでご紹介します。
乗馬クラブへ行ったら、すべての馬を見て、以下の3つの点をチェックします。
① 馬体が丸いこと。
② お腹に傷がないこと。
③ 馬の表情が良いこと。
この3つのチェックポイントを確認すれば初心者でも乗馬クラブの良し悪しがわかります。
基本的に人間はみんないいことしか言いません。
でも馬は正直です。
馬を見れば自分がどんな乗馬をさせてもらえるのか知ることができます。
その乗馬クラブや牧場に行ったときにすべての馬を見て、3つのチェックポイントを確認します。
①みんな馬体が丸いか。は馬の健康管理がきちんと出来ているか、馬の健康について真剣に考えているかがわかります。
②お腹に傷のある馬がいないか。は馬の調教と指導が正しいかがわかります。
③馬の表情が良いか。は馬のこころや気持ちが正常かどうか、取り扱い方が愛情をもって接してもらえているかがわかります。馬がみんな楽しげでいきいきとしているでしょうか。
自分の馬は、必ず、そこにいる馬と同じようになります。
そして普通の会員であっても、このチェックポイントはまったく同じように役に立ちます。
自分も、必ず、同じように扱われて、そこにいる馬と同じような思いをします。
乗馬クラブ選びは乗馬クラブの信念選びなのですから(^^)
2022年
9月
13日
火
吹奏楽部だと、まず各個練習でいい音を出せるようにとか楽譜を覚えたりして、それから全体練習でみんなと音や曲を合わせます。
ダンス部だと、まず一人で動きの練習をしたり振り付けを覚えたりして、それから全体練習でみんなとダンスを合わせます。
乗馬も同じです。
普段、会話のキャッチボールを意識して練習するとか、姿勢を保つとか、馬に乗っていないときの各個練習が大切です。
馬に乗るときは馬と合わせることだけ、コミュニケーションや連動する動きなどの全体練習をしましょう。
一人で出来る練習をわざわざ馬を道連れに馬を疲れさせてまでする必要はありません。
たとえば自分が部活の全体練習に参加したとき、誰か一人が音や振り付けを間違えまくったり、楽譜や振り付けを覚えてこなかったらどう思いますか?
無駄になった時間とか全体練習の意味とか考えてどんな気持ちになりますか?
馬に「練習に付き合わせんなよ~」と思われないようにみんなが頑張っている。それが馬達が前向きでいきいきとしている秘訣だと思います。
各個練習があっての全体練習!
馬と一緒にいないときでも馬のために出来ることがある!
そして馬とハーモニーが生まれた瞬間は最高(^^)
2022年
3月
29日
火
めっちゃ空中に浮いていますね!
多くの動物は筋力を使って走っています。バランスを使って走っているのではありません。体温が上昇したり汗をかいたりするのが筋力を使っている証拠。馬は正確には腱弾性エネルギーや位置エネルギー等も使っています。そもそもバランスとはエネルギーではないので推進力にはなりませんよね。これを勘違いしていると駈歩迷路に迷い込んで抜け出せなくなりますよ。
馬が駈歩をするのは、馬が駈歩をしようと心で思い、筋力を使って駈歩という動作で身体を動かすから。
だからバランスが未熟な初心者や子供でも馬は駈歩をしてくれますし、ライダーのバランスのせいや馬のバランスのせいで駈歩が出ないとか続かないということはないのです。
馬の健康な身体、馬の健全な心、思いやりあるコミュニケーション、この乗馬三原則がひとつも欠けずにちゃんとあれば、駈歩なんて簡単なのです!
乗馬は強制術ではないんやで(^^)
2022年
3月
06日
日
騎乗中はいかに推進をさぼるかが大切です。
いかに余計なことをしないか、馬に任せておけるか、ということです。
馬の気持ちになればわかりますが、うるさい上司がちゃんとやっているのにいつまでも同じことを命令してくる…それでやる気なくした…、そんなことはありませんか?
ガミガミ言い続けるから結果ダメになるのです。
脚での推進をさぼらないことが大事なら、小さな子供やパラ馬術選手はどうやって馬に乗っているのでしょう。
脚での推進はさぼりまくって馬への信頼を示しましょう!
リーディング・引き馬のときも、引っ張って歩かせたり、引っ張って止めたり、一歩ごとに引っ張って歩かせているわけではありませんよね(^^)
2022年
1月
31日
月
騎乗中に一歩ごとに脚を使うべきか、馬の気持ちから考えてみましょう!
一歩ごとに脚を使うということは、馬がちゃんとやっていてもちゃんとやっていなくても関係ないぜ、脚は使う。ということになります。馬がやる気があってもやる気がなくてもとりあえずやめないようにいつも脚を使うということですよね。
自分が仕事をしているときのことを想像してみましょう。言われた通りのことをちゃんとやっているのに横から上司がずっと小言を言ってくる。やってもやらなくてもどうせずっと言われるんでしょ?やる気なくすわー。馬もこれと同じ気持ちになります。つまり一歩ごとに脚を使うということはそれによって一歩ごとに脚を使わなければちゃんとやらない馬を量産しているってことです。
真のホースマンが備えているのは、信頼して、任せるという気持ちです。一歩ごとに脚を使うべきという乗り方は、馬を信頼していないし任せてもいないし自分の不安にも向き合えていないんです。
一歩ごとに脚を使われない馬は任されたことに前向きになり、反応が良くなって積極的に動くようになり、人を信頼することで馬装も手入れもおとなしくなります。実証済みですね。
一歩ごとに脚を使わなくて良くなると乗馬は一気に楽しくなりますよ!(^^)
2021年
10月
30日
土
扶助の扶は助けるという意味です。扶養の扶とか。
扶助の助はもちろん助けるという意味です。
私がしている乗馬の扶助は、馬を助けたり、馬をサポートしたり、馬を前向きにやる気にしたり、馬を応援したりするものです。
余計なことをしたり、押し付けたりしないで、正しく正確な扶助、丁寧な扶助を送ります。
私が教えている乗馬の扶助は、馬や子供が望む方向に自ら進んでいくように見守るような扶助、良い「内助の功」のような扶助です(^^)
アレンジ料理で失敗してしまう人向けの料理のさしすせそ
— 氷雨係長@女子シャワー室 (@hisam_k) October 20, 2021
さ
逆らうな。レシピ通り作れ。
し
省略するな。レシピ通り作れ。
す
好き嫌いするな。レシピ通り作れ。
せ
センスに頼るな。レシピ通り作れ。
そ
そのままでいいんだ。レシピ通り作れ。
乗馬も同じです(^^)
2021年
9月
10日
金
自分の乗馬を上達させるもの。
それは自分の思考です。
自分が考えたこと、思ったこと、頭に浮かんだイメージ。
現実は考えたものがやってくるだけ。
やりたいこと、なりたい姿を詳細にイメージしましょう!
遠慮はいりません。
(無理だろうなとか、怖いなとか、今のままがいいなとか、内心ちょっとでも思っていたらその考えがちゃんと実現します)
現実は考えたことが叶っているだけ。
本当にその願いが叶っていいのか、100%受け取る準備ができていればあっさり実現します(^^)
2021年
9月
05日
日
可愛い~。
今年も乗馬用子馬の離乳プログラムをはじめました。
例年通りほんと静かで何事もなく順調です。
可愛い~。
お母さんも落ち着いて、穏やかにモグペロ。
今日も皆さんと話したのですが、5の能力のある馬でも2の扱いをすると(強制したりコントロールしたりやってあげたりとか)2の能力にしかならない。5の能力のある馬を10の接し方をすると(君はできるよとか合図でやってごらんとか)脳細胞がめっちゃ増えてニューロンやシナプスが猛烈に発達して10の能力を持つ馬になる。
それは馬に考えるチャンスを与えるってこと。だから馬の理解力が高まる。
そして馬の精神性を大切にして馬を尊重するってこと。だから馬の自発性が育つ。そういうことなんです。
もちろん運動性を達成するには馬の肉体の健康、健全性も大切ですよ。
これが私のやり方です(^^)
2021年
8月
30日
月
馬は健康で幸せだと、とても素直で乗りやすくなります。
鈍い馬、重い馬、動かない馬、物見する馬、走る馬、逃げる馬、暴れる馬、反抗する馬、攻撃的な馬、後ろに回っちゃいけない馬などは、自分が不健康で不幸だと訴えているのです。
言葉がしゃべれないので態度や行動やボディーランゲージで。
これらの行動や反応は人間のせいであり、馬のせいではありません。
満ち足りた気分のときは周りに優しく協力的になり、辛い時期には気持ちが塞いだり当たったりしてしまうのは、人間と同じではないでしょうか。自分が辛かった時期のことを思い出してみてください。
このことからわかる通り、馬が健康で幸せかどうかは人間の安全性危険性にも直結します。
馬は健康で幸せだと、とても素直で乗りやすいんですよ。
生徒さんに良い乗馬を体験してもらい上達してもらうには、指導者に馬の健康管理の技術と知識が絶対必要不可欠です。もちろん調教技術もです。
馬の気持ちに気を配り、耳を傾けましょう。
馬の様子をちゃんと見て、自分が反省して行動を変えられる人が真のリーダーです。
だから本当に馬のことを想う優しい人ほど、馬に優しいクラブへ移ってこっそり楽しく上達しているんだよね(^^)
2021年
8月
21日
土
今日は「馬とのコミュニケーションの練習」についてみんなに説明しました。
実際にやってみせて、こういうことか!とわかってもらえたみたいで良かったです。
馬とのコミュニケーションでの伝え方はわかりやすく具体的であることが大切です。
わかりやすくというのは相手が理解しやすくということです。相手目線が必要です。
具体的であるということは、現実的にどこをどっちへ動かしてほしいのか、穏やかに明確に伝えるということです。
普段の日常生活と何も変わりませんね。
普段の会話の向上こそが乗馬の練習になります(^^)
ペットボトルクーラーを買いました!
冷たいペットボトルをそのまま入れる魔法瓶、って感じかな。
冷たさ超~長持ち、これはいい!
早く買えば良かった(笑)
2021年
2月
07日
日
引き継ぎ書のブログ記事を読んで、一緒に泣いてくれる人がいて。
本当にありがとう。
一緒に笑い合ってくれる人達がいて。
ありがとう。
みんなありがとう。
愛と笑いと感動の乗馬。尊い奇跡。
2021年
2月
03日
水
移動に伴い引き継ぎ事項を記しておきます。
オーナーさんのためにも馬のためにも、このまま大切に伸ばしてくれれば幸いです。
◇調教面
二ヶ月の調教で出来るようになった技は、
・わずかな扶助での停止
・側方扶助の理解
・わずかな扶助での発進
・スムーズな常歩発進
・スムーズな速歩発進
・歩度を伸ばした中間速歩
・歩度をつめた収縮速歩
・小さな扶助での後退
・左へ常歩ターンオンザホンチス
・右へ常歩ターンオンザホンチス
・スムーズな駈歩発進
・歩度を伸ばした中間駈歩
・歩度をつめた収縮駈歩
・駈歩からのシンプルチェンジ
・三湾曲の連続シンプルチェンジ
・反対手前の駈歩発進の理解
・右の反対駈歩
・左の反対駈歩
・左の肩を内へ
・右の肩を内へ
・右手前から左手前へのフライングチェンジ(得意ですが時々遅れます)
・左手前から右手前へのフライングチェンジ(不得意でしたが出来るようになりました)
・右手前から左手前そしてまた右手前への連続フライングチェンジ(M1課目の経路)
です。
頭絡は茶色い水勒を使用し、鼻革は端から2、コンビ鼻革は端から4、喉革は端から2です。舌を越すのが治まるまで大勒は使用を控えたほうがいいでしょう。じっくりハミへの信頼を作るようにするといいです。
プロテクターはハードタイプがいいです。まだ心神喪失状態から回復途中で肢をぶつけることが多いので。
エンゲージメントはゼロから教える必要があります。
乗り替わったあと馬が動かなかったり暴れたりするのは、調教に問題があることを馬が教えてくれているということです。強く乗られた馬が乗り替わった後に優しい人に動かないとか暴れるとか不満を言うのは当たり前です。正しい調教は安全につながります。
これからのこの子に必要なのはしつけや服従ではなく、愛馬精神です。
経験の浅い人が乗り替わってもきちんと反応してよく動くように調教してあります。まだ上手でない人が乗っても軽い馬になっていることを確認してあります。馬は上手い人だけが乗りこなせればいいのではなく、お客さんやオーナーさんが気持ちよく安全に乗れてはじめて意味があるものです。
オーナーさんの意向をよく聞いてください。
◇健康面
冬毛が早く抜けるように換毛処理をしています。獣医に確認してありますが皮膚病ではありません。被毛が少なくなっていますので馬体を冷やさないよう馬着の脱ぎ着せは頻繁にしてあげた方がいいです。
肢にケイクンがあったので治療をしていましたがまだ治りきっていません。
右後肢外側に治りかけの怪我があります。
四本全肢が軟腫とは驚きましたがケアして前二肢はだいぶ良くなりました。歩きが悪いのは関節(球節)を気にしている可能性もあります。準備運動は騎乗または引き馬でゆっくり丁寧にバイタルウォークを長くからしっかり行ってください。同時にエンゲージメントの調教もするといいですよ。
何事もオーナーさんに必ず報告と相談をしてください。また蹄治療や歯科治療など馬の飼育管理受託者としてすべきことは遠慮なく提案して、セカンドオピニオンも積極的に利用した方がいいのではないでしょうか。
◇精神面
馬が怖がっているときはそのやり方を怖がっているときです。馬は悪くありません。
調馬索はとても怖がって暴れます。軟腫も悪化させるししない方がいいと思います。
顔や首を触られるのをとても怖がります。毎日顔の手入れにはとても時間がかかりました。顔のちょっとしたトリミングをするのに怖がって暴れて馴致調教しながら2時間かかったときもありました。とくに顔を洗うのはものすごく怖がります。顔を洗うのは絶対やめた方がいいと思います。
顔のブラシかけは怖がらずに出来るようになりました。
とにかく人間のことを怖がっていて嫌いです。それをやっと言えるようになりました。嫌なことは嫌と言えることは重要です。子供に理不尽なことが降りかかったとき我慢しろという教育は最悪ですね。馬を服従させるのはやめましょう。馬は人間の奴隷ではありません。納得を求めずに力で服従させるのはレイプと同じです。これは必要なしつけや調教だと思った瞬間、それは虐待になります。もし馬が叱りたくなるような行動をしたら、させた自分に原因があるのです。馬は記憶力がすごくてトラウマは強烈に残ります。馬の心を傷つけないような馬に合わせたやり方に変えましょう。馬が前向きに理解できる方法を考え抜くのが人間の責務だと思います。
◇マネージメント面
馬具は安全のためにもきちんと手入れしましょう。
新品の状態のまま手を入れずに使うのは革が切れたり騎座が滑ったりして危険ですよ。実際今回の騎乗調教中に腹帯託革が裂ける事故があり危うく落馬するところでした。幸い人にも馬にも怪我はありませんでしたが他の人が騎乗中だったらと思うと恐ろしくてぞっとしました。
馬具手入れでは保革油の缶2つを丸々吸い込みました。
鞍と頭絡は毎日サドルソープをかけて週一で保革油を塗ること。馬具はきちんと手入れして革の良い状態を保つことが必須です。安全のためにも。
◇連絡事項
健康手帳は手入れボックスに入れてあります。
道具は馬運車に乗せて全て返却しました。馬具は使用感があると思いますが当日まで使っていたのでそのまま積みました。洗えるものは洗ってあります。
消耗品は無くなったものがあります。
装蹄は1月20日にしています。次回の装蹄は2月20日頃に行ってください。
歯科治療をしてあります。デンタルケアは毎年行い、次回の歯科治療は2021年11月までに必ず行ってくださいね。
◇総括
この子は、とても頭のいい、怖がりの、小さな女の子です。
運動神経も良くセンスもあります。
これだけ素晴らしい馬ですからどうか元に戻さないように、もっと良い馬になるように頑張ってくださいね。
この子の心と身体の健康を祈っています。
以上独り言でした。(22:26)
2021年
1月
13日
水
たまに騎乗中に舌を出す馬がいます。
なぜ舌を出すのでしょうか。それは馬が苦痛やストレスを感じていることが原因です。
・通常ハミはどうなっているか。
通常馬は歯槽間縁、歯ぎんと呼ばれる歯茎と舌の上にハミを乗せています。馬は左右の歯茎と舌でハミの合図を感じています。
・舌を出す馬はどうなっているか。
舌を出す馬でよくあるのはハミを越えて舌を出しているケースです。つまりハミを歯茎だけで受けていて、舌はハミの上を越えて口の外に出しています。
・舌を出す原因は。
馬が苦痛を感じている(過去に感じていた)ことが原因です。きつくハミを使われていた。乱暴にハミを使われていた。無理なハミ受けをしていた。強すぎるハミや合わないハミを使われていた。時期尚早なのに大勒を使用したなどが主な原因です。
歯茎は逃げられなくてもなんとか舌だけは痛みやストレスから逃げようとして、ハミを越えて口の外へ舌を出します。
・舌を出す馬の再調教方法
馬のハミへの信頼を取り戻すようにします。口に合った優しいハミに変更する。獣医師に歯を治療してもらう。その後も定期的にデンタルケアを受診する。舌を完全に出さなくなるまで軽いコンタクトだけで騎乗する。強く押さえたり引いたりする手綱操作はしない。ハミ受けを要求しない。内方姿勢を要求しない。舌を出しても絶対に叱らない、舌を出したからといって怒ってガンッと手綱を引いたりハミを当てない、怒って舌や口や体を鞭で叩いたりは絶対しない。ストレスになるようなことをしない。調教や運動の内容を変更する。
馬のストレスを取り除きましょう。馬に安心感を与える。じっとハミを銜えていても大丈夫だと思ってもらえるようにする。舌の上にハミを乗せることへの信頼関係を作る。ハミを快適に感じさせるようにする。
相当な時間がかかることを覚悟しましょう。本気で治したいなら根気とやっぱり愛情ですね。
馬との信頼関係を築きましょう。
2020年
11月
28日
土
いいね!
速歩も駈歩もふくらはぎで軽く圧迫するだけ。停止も方向変換もこぶしの指を軽く握るだけ。初心者の頃から。
馬を知恵と勇気あるパートナーととらえ、馬の気持ちと身体のことを真剣に考える。
こんなに一心同体が感じられる楽しいことがあるだろうか!
合図をすれば馬は喜んで合図通りに動くものです。
脚で蹴ったり鞭で叩いたりするのは意識していようといまいと強制と支配の乗り方だということ。注意が必要です。馬を脅しビビらせ脅迫し従わせようとする乗り方をあちこちで見かけます。興奮した馬がいい動きをしたり障害を飛んでも少しも美しくないし嬉しくもない。
支配法と操縦法を学びたくて乗馬をしているわけじゃない。
現に人格を無視され服従を強制させられている馬には、様々な悪影響が染みついています。
自分で考えることをしない。人間が目に入っていない、聞く耳を持っていない。敵だと思っている。警戒している。自分は孤独だと思っている。自分の身は自分で守らねばという行動をとる。脳機能が破壊されている。まわりをきょろきょろしっぱなし。正常な論理的思考ができない。目の焦点があっていない。落ち着きなくまわりのどこかを見ている。鬱やノイローゼ的様相を見せる。人間についてこない。ふらふらと左右に勝手な(ように見える)行動をとる。
理由もなく止まって踏ん張って動かなくなる。勝手な方向に走り出す。頭の中は魑魅魍魎でいっぱい。合図で動かない。本能しかない。精神不安定。感情が常にビビっている。何かされないか怖がっている。不安症。常に頭を高くして上の白目を剥いていつでも逃げられるように緊張している。獣。
もちろん本人は悪くない、獣として扱われるから獣になる。
これが蹴ったり鞭を使ったりした結果で出来上がる馬の成れの果てです。動かない(動けない)馬は被害者です。馬は遊びや趣味の道具ではありません。私達と同じく魂と個性をもって生きています。
馬の反応が悪いときややりたがらないときブラック企業になってはいけません。暗黒面(ダークサイド)に落ちないように。安易に支配力や強制力を使わないように。強制しろとあなたが強制されたのなら、あなたが抵抗しなければならないのです。馬を守るために。子供を守る親のように。
本当のリーダーになりたいのなら馬がやりたがらない理由をよく考え(飼料が足りないのか、疲れがたまっているのか、筋力がないのか、体力がないのか、どこか痛いところがあるのか、精神的苦痛を感じているのか、必要なことを教わっていないのか、納得していないのか)、それをやりたくなるように知恵を絞ればいいだけです。たったそれだけ。頭を使って馬がやりたくなるような道を示しリードするのがリーダーだ。馬のための本当の愛情を持てばほとんどすべては解決するのです。(離れるのだって一つの選択肢)
あなたには自分の良心に従う勇気が備わっています!どうぞ全身全霊で馬のためにできることをすべてしてください。思いもかけないような幸せな瞬間がきっと訪れますよ。
2020年
10月
23日
金
停止。
停止。
停止。
入場、停止、不動。
きちっと四肢揃えて、バランス良く、いつでも動き出せるようにじっと待てる。
難しいことをいとも簡単にしおってこのコンビは(笑)
まったく私が長年どれだけ苦労したことか!(^^;
乗馬は馬と合意の上で行うことが大切だと思います。
馬vs人間。ではない。
課題←馬&人間。です。
合意しているから一緒に越えていける。
合意しているから見える風景がある。
合意している関係だけがお互いにパートナーと呼ぶことができると思います(^^)
2020年
10月
13日
火
乗馬は、馬と心をひとつにするのが楽しい。
馬とともに協力し合っているなぁって感じられるとき、すごく嬉しくなりますね。
シンクロ率高いですね!
馬とは志を同じく対等で、そこには強制や服従は一切無く、嬉しさと感謝だけがあるのです(^^)
2020年
8月
30日
日
いいね!
乗馬の基本についての動画を作ってアップしました!
最近立て続けに大きな作業をいくつもしていたんですがそれがやっと終わりました~。暑い中頑張った(笑)
これから時間が取れればコツコツ動画も作って紹介できたらいいなーと思います。
この動画でわかること。
乗馬の基本は馬とのコミュニケーション。
馬が動いてくれる原理。
馬が動いてくれるための会話は地上でも馬上でも一緒。
脚の使い方はふくらはぎの軽い圧迫。
ハミ受けの方法とその原理。
馬と会話する乗馬は楽しい(^^)
2020年
7月
24日
金
美しいー。良い感じです。
乗馬は勝ち負けではありませんよね。勝たなきゃと思うから、動かせない不安に襲われる。勝たなきゃと思うから負けて落とされる恐怖が頭に浮かぶ。
馬はパートナーだよって思うし、チームメイトだよって言ってる。だからそういう乗り方を教えています。パートナーに勝て!っておかしくない?(^^)
お、良い感じ。
パートナーには信頼だよね。馬を信頼しなきゃ。そのままを受けとめなきゃ。パートナーの意見を大切にして自分が譲れないと、馬もパートナーとして見てくれないよね。
そうそう。いいよ~。
より良く馬を動かす方法は、馬が楽しく協力してくれるように気を配り、馬に心を配ることです。
そうすれば馬はとても簡単に動くし曲がるし止まるようになりますよ。別に斬新でも何でもないです(^^)
2020年
6月
23日
火
馬が欲しがっているのは命令ではなくお願いですよね。ボスとリーダーは似て非なるもの。命令を出すべきという考え方に陥ると、どんどん強い命令を出さなければならなくなり、次第に強い命令が出せる人ほど上手いということになり、しまいには命令がきかなければ強制して力を用いるか戦って争うかというところへ行きついてしまいます。命令で従わせるのはブラック会社的発想の始まりって気がついている方もきっと多いよね。そうしたくない心優しい生徒さんがたくさんいるのも知っています(^^)
命令は服従を生みますが、お願いはこの人のためならという心からの協力を生むことができます。服従は緊張と抜け道探しを伴い、協力はリラックスと反応の良さを伴います。命令では100%を超えませんがお願いは120%以上の力を生み出します。共感やお願いがあって初めて本当の以心伝心や人馬一体を感じることができるのです!
馬にわかってもらうために伝え方を考えたり知恵を絞ったり、乗馬はそれが楽しい。それが乗馬のリーダー。さぁ、真のリーダーを目指しましょう(^^)
2020年
6月
09日
火
長年乗馬や馬術、馬の調教をしてきて理解してきたことがあります。
それは楽しい乗馬は、いかに馬が楽しく乗馬をしているかに直結しているということです!
これまでの人生を様々な馬と紆余曲折、試行錯誤しながら長く関わってきて、やはり実感します。
しぶしぶいやいややらされている馬よりも、健康で心から楽しんでいる馬の方が驚くほど乗りやすく、素晴らしいパフォーマンスをしてくれます。
私も最初は馬を動かして従わせろと教わってきたし、自分もそうするべきと信じ込んで馬のあっちを押したりこっちを引っ張ったりしていました。
でも今は洗脳が解けて真逆だと思う。馬は丁寧にお願いしてくれる人にだけ協力してくれます。たとえ身体の自由は奪われても心は絶対明け渡さない。
光の中でなんて美しい!
なんの屈託もなく人を信じてくれる。
そんな馬が楽しそうな乗馬に出会えたら幸せ。そういう馬が増えたらいい(^^)
2020年
6月
02日
火
馬の目を見ちゃいけないってことは無くて、馬が人間をどう思っているか、人間がどういうふうに見るかってことが大切なんじゃないかな。
人間だって好きな相手のことならもっと見たいしもっと見てほしい!し、まわりの人間が嫌だ怖いというときは見てほしくない視線が怖いってきっと思うよね。
君の心身の状態はどう?(^^)
2020年
6月
01日
月
馬の毛艶って、人間のお肌の調子と同じだよな~って思いました!
適度な運動して自然な食事してリラックスしてたくさん休んだらお肌の調子がいい…みたいな感じなのかな(^^)
2020年
4月
09日
木
コミュニケーション力と聞いてどんなことをイメージしますか?
コミュニケーション力とは「コミュニケーションが不調に陥ったときにそこから脱出する力」のことです。
コミュニケーション力と聞くと、ノリよく話すとか場を盛り上げるとか空気を壊さないとかでしょって思うかもしれませんが、コミュニケーション力とはそういうのとはむしろ逆です。
コミュニケーション力とは言いかえれば「相手に敬意を払いつつ相互に理解を深めあうオープンで粘り強い力」となります。「意見の違いはあって当然としつつ、それを避けることではなく、相互理解のためにどういう言葉選択と態度をとるか自己をコントロールする力」とも言えます。
馬とのコミュニケーションにおいてもこれはとても重要になります。乗馬では精神的成長なくして騎乗上達なしとも言います。ぜひ考え方を変えてみてください。馬をコントロールするのではないのです(馬に勝とうと思った段階ですでに負けています)。馬とコミュニケーションしながらその会話の行方をコントロールするのです(^^)
まずは馬の心身を健全に保つこと。そして馬の意志や人格を認めて、同志になってもらえるよう接しましょう!
馬の心からの参加は本当に嬉しいですよ(^^)
2020年
3月
17日
火
ん~。
乗馬で馬との会話を教えてもらいましょう。
おおよそ馬が従わないとか嫌がるというのはこちらの会話の持って行き方が悪かったということ。優しい気持ちで反省して違う言い方で伝え直せばいいんじゃないかな。
「反抗しやがって!」なんて言葉も自分に悪い原因があるって表明しているようなものだから語るに落ちたなって感じですね。そういう反応をさせているのが自分だって気がついていないだけで。脚が効かなかったら障害を飛ばなかったからといって鞭で叩くなんて一時的にも根本的にも解決することはないんだってみんなが早く気がついてくれるのを馬は待っている。寄り添えて話を聞いてくれる人を馬は待っている。世界は広い。あなたは自由。馬の気持ちを考えて馬の心を動かすコミュニケーションをしましょう。
2020年
1月
10日
金
乗馬で一番学ぶべき大切なことはリーダーシップです。
なぜなら本物のリーダーシップには、愛情も思いやりも健康管理も含まれるからです。
素晴らしい!
「脚!」「鞭!」など自分がされて嫌なことはリーダーシップじゃない、それはボスシップ。
自分がされて嬉しいことが本当のリーダーシップだと思います(^^)
2020年
1月
09日
木
馬装でも。
騎乗でも。
手入れでも。
馬にどんな経験をさせていますか?
そのとき馬はその経験をどう思っているか、考えていますか?
自分がいつも馬に経験を与えていると自覚しましょう。
あなたがいつも何か考えているように、馬もいつも何か思っています。
馬は経験を通して必ず変わっていきます。良い経験なら馬は向上していきます。つきあわされているだけの労働や嫌な思いをしているなら脳機能が破壊され頭も心もぶっ壊れていきます。
常に馬の思いに気を配りましょう。自分といる一分一秒が楽しいものであるように(^^)。
2019年
10月
24日
木
目を見られた後にいつも良いことがおきる馬は見られることが好きになります。目を見られた後にいつも嫌なことがおきる馬は目を見られることを怖がります。
優しく大切に接してもらえている馬は目を見られるのが好き。目が合うと安心します。
馬の目を見ない人や横目で馬を見る人だと、馬は緊張したり不安そうにします。
目を真っ直ぐに見てくる馬は可愛いし、信頼を感じて嬉しいですね(^^)
2019年
8月
23日
金
健全な魂は健全な肉体に宿る。
もちろん馬もね。
馬の健康に気をつけよう!
自分が具合悪い時に上司に「這ってでも来い!」って言われたらどう思うって話。
本当に愛情がある人とは、痩せ馬や怪我馬に「乗らない」って判断ができる人ではないでしょうか。
「休めよ!あとはなんとかするから!」というのが良いリーダーだよね(^^)
乗馬は馬の健康第一!
2019年
8月
09日
金
ムース可愛い(^^)
上達にはよく見て真似ること。よーく見ることが一番の練習です。
トップライダーは拳はどう使っているのか、脚はどう動かしているのか、上体はどう使っているのかなど。
YouTubeでシャーロットやカールへスターのをよく見て真似するとか。
出来れば自分が乗る馬に上手い人が乗って良い動きをしているのを見られればそれが一番。
そうやって他人の力を借りたり技を借りたりすれば、これはもう上手くなるしかない。
理想をもって無心で一生懸命やる。そのためにもトップライダーをよく見てまず理想を持つ。理想を覚える。そうするのがいいんじゃないかな。
ね、ムーちゃん(^^)
2019年
7月
23日
火
わーい♪
もし馬が馬房で捕まらないとか蹄洗場からついてきてくれなかったら、私ならそれがなぜなのか考える。疲れてないか、身体に痛いところはないか、嫌な思いをしていないか、運動は強すぎないか長すぎないか飽きてはいないかなどあらゆることを。
なぜなら健康で人間を信頼している馬は好んで人に寄り添ってくるものと知っているから。
無口をつけさせてくれない馬や歩いてもついてきてくれない馬は異常な状態で、今まさにそのことをあなたに話しかけているのです。小さな子供が涙ぐみながら話しかけてきた時、愛情ある自分ならどうしますか。草食動物だからと理由をつけて鞭やロープで叩きますか。
ウィッシュの馬達は馬房では早く無口をつけてって顔を出してくるし、馬場へ行くのも喜んでついてきます。生気に満ちていて、ちょっと言えば人間がわかってくれるから仮病という概念もないし、みんな真面目でストレート。愛されていることをわかっている。
そういう馬のしぐさや気持ちを受けとめられる優しいメンバーさん、馬の違いや表情の良さを分かってくれる皆さんも私は大好きです。
愛され続けると女性の顔も変わるっていうのがトレンドになってるけど一年間愛され続けた猫さんの変化も見て。(1.2枚目1年前ペットショップ)(2.3枚目現在) pic.twitter.com/DfmLo4VMuV
— 美金ちゃん💸 (@00bibibi) 2019年7月21日
2019年
7月
07日
日
馬と接するためにはリーダーシップが必要だとよく言われます。しかし馬にはトップダウン型やボス型の強いリーダーシップが必要かというとそうではありません。草食動物やプレッシャーという言葉を口実にしては可哀想ですね。
リーダーに必要なのは、仲間や後輩を尊重していたわり、信頼関係を築きながら同一の目標に向けて親密な連携をとることです。
協調と調和の新しいリーダーシップこそが真のチームワークとして最大の力を発揮できると思います(^^)
2019年
6月
04日
火
先日、本を読んで衝撃を受けました。自分がやっていることがアサーティブコミュニケーションと呼ばれていることに。
えっ!同じ人がいた!
昔、自分がやっていることがナチュラルホースマンシップと呼ばれていることを雑誌で知ったときの衝撃を思い出しました。
遠い海の向こうで同じことをしている人がいる!
アサーティブコミュニケーションは馬達が教えてくれました。それこそ長年かけて、数々のいろんな失敗を通して。痛かったり悔んだり泣いたり。思い返すと恥ずかしいな。
だからこうやって本になってて今からすぐに学べる方々が正直うらやましい。
馬達はこういうコミュニケーションを望んでいます。
マニュエル・J・スミス著「自分も相手も幸せにする! When I say no, I feel guilty」
2019年
6月
03日
月
馬はトランプピラミッド。
馬を育てるのは大変。
馬を調教するのは大変。
馬を維持するのは大変。
でも壊れるのはあっという間。
トランプピラミッドのように!
馬は手間をかけずに育てることも出来るし、手間をかけたからといって良い馬になるとも限らない。ほんの無造作な小さいことで急に変わってしまうこともある。
でも馬の魅力にとらわれて今日もつい一生懸命やってしまうのです(^^;
2019年
5月
26日
日
今日も体験乗馬にお越しいただきありがとうございました。
馬って優しく接するとちゃんとよく答えてくれたでしょ?ああやっていつも馬の気持ちを考えてあげてくださいね(^^)
笑顔がまぶしい!
夏のような暑さですが皆さんは大丈夫ですか?
馬達の健康管理もしっかりと。
扇風機のつけ忘れや消し忘れに気をつけてくださいね!
これ、ウィッシュのファンの皆さんならよくわかるんじゃないかな。
馬に置き換えると思わず頷いちゃうよね。
馬を愛していこう!(^^)
2019年
4月
25日
木
とても良いバランス。下がった踵、重心下にある鐙。
馬にも気持ちがある。
私達と何も変わらない。
ということは人間に対するように接すればいいということ。
人にしないことは馬にもしない。たったそれだけのことだと思います(^^)
2019年
4月
20日
土
いいね!
乗っている時も接している時も、こういう動きをしてほしいというニュアンスを自分で体現するようにして伝えます。
それは決して脚で追ったり馬を動かそうとすることではなく、静かな柔らかい同調する動きでこういうふうに動いてほしいと伝える”会話”なのです(^^)
2019年
3月
20日
水
先日蹄のケアをした時に、前はどうだったかなと来た時の写真を探してみました。
蹄叉腐乱や蟻洞。遠い昔のようです。
蹄の健康管理は一月半ごとに来る装蹄師がするものではなく、毎日の管理者がするもの。その管理責任者がナチュラルフーフケアが出来れば最高だ。
そのために装蹄も習得したしこまめに手間もかける。
馬にはより良く生きてほしいと願っています。
現在の状態。管理しだいで変わります。固く締まって、清潔な蹄です。
性格もおとなしく穏やかになって。
本当に良かったなぁと嬉しく思います。
2019年
3月
03日
日
上手!キレイ!
馬との会話を増やす騎乗をするには、優しく馬を飽きさせない、楽しく馬の興味を引く運動をする必要があります。
同じ動きのまま何もしないで休みなく馬場を一周以上回ってしまうと、馬は嫌な労働と感じてしまいます。
蹄跡を一周する前に移行をしましょう。どこで何をやるか、ひらめきが大切ですね。
だって馬が好きだから、馬に話しかけて馬と会話したいじゃん(^^)
馬に優しく話しかけるように何か変化を伝えましょう。
2019年
2月
27日
水
リーダーでありたい。
自分の拳のリーダーでありたい。
自分の脚のリーダーでありたい。
自分の重心のリーダーでありたい。
自分のバランスのリーダーでありたい。
自分の身体のリーダーでありたい。
自分の思考のリーダーでありたい。
自分の心のリーダーでありたい。
自分の感情のリーダーでありたい。
自分の本能のリーダーでありたい。
自分の誠実さのリーダーでありたい。
自分の人生のリーダーでありたい。
2019年
2月
17日
日
グッド!
馬の話を聞くコツとは、注意深く話を聞けるようになることです。
注意深く相手の言葉に耳を傾け、自分の思いを完全に排除して、100%受け取ることが大切です。
人間誰しも話を聞いてる最中に思い込み、予測、誤変換があるもの。
でもそれを徹底的に排徐して自分を空にして相手の言葉をそのまま受け取れるようにする。
日常の中でそういう習慣をつけるよう自分を訓練すると、馬の話も聞けるようになってきます。
色眼鏡で見ないようになると、きっと馬も世界も輝いて見えますよ!(^^)
2019年
1月
26日
土
今日は「馬は健康で幸せであることが大前提なんだよ」という話をしました。
馬が健康であってこそ、騎乗ができるし調教もできます。
馬が幸せであってこそ、スムーズなコミュニケーションができます。
このことが深いレベルで本当に理解できたとき、はじめてホースマンへの一歩を踏み出せるのです。
2019年
1月
09日
水
乗馬の鍵は共感能力だなぁと思いました。今、この瞬間も、相手の身になって考える。共感能力をもって乗馬中もそれ以外の時も馬とつきあう。今相手がどう感じているか。どう思っているか。一秒後どう思うだろうか。そこに乗馬の鍵があると思うのです。それに気がつき大切にできた人だけが受け入れてもらえると思うのです。頑張って!(^^)
2018年
12月
25日
火
競技会に行くと「ツルツルですね!」「え、これで冬毛なんですか!?」ってよく言われます。
考えてみて。冬毛ふわふわもこもこは一見可愛いけど、そのままレッスンで走らせたり障害飛ばせたり、そんなの馬は暑くて暑くて全然Happyじゃない。
考えてみて。自分がダウンコート着たまま40分走ったりダッシュしたらどうなるか。ドキドキはぁはぁベタベタその感覚を。
運動する馬の冬毛の管理は、毛刈りしてあげたりなるべく冬毛が生えないようにしてあげるのが愛馬精神です。
そのうえで馬着で温度管理してあげることが大切です(^^)
2018年
12月
12日
水
ハミ受けの練習です。馬にリラックスしてもらえると嬉しいですよね。良く出来ました(^^)
馬に優しい馬術をしよう。
馬に優しい馬術は、馬が理解してくれる。いざというとき助けてくれる。小さい力でとっても伝わる。ちゃんと上達できる。将来までずっと続けられる。優しい人ほど上手に乗れる。
それに馬に優しい馬術は、人にも優しいよね(^^)
2018年
12月
08日
土
今日はみんな一人前のホースマンって感じがしましたー!グッド!
例えば、よれないようにあっち行かないようにと思っていると、馬はよれてあっちに行きます。
真っ直ぐ前へ!と思っていると真っ直ぐ前へ行きます。
そういうものです。
だからもっと「いい馬作るぞ!!」と強烈に思うべきです。自分が上達して、成長して、人馬共に幸せになるには、良い馬を作るその一念を貫き通すのみ。と思います(^^)
2018年
11月
18日
日
いいね!良かったね!
今日は、乗馬は愛情と意思と表現で出来ているんですよ、というお話をしました。
例えばよれたときに、「あぁよれちゃう~」という思ってしまうと、それに囚われてその現実がやってきます。どうしたいのかという意思を考え続けましょう。
愛情を持って、意思を整えて、優しくはっきり表現してみてね。
幸せを感じる瞬間です。お互いにね(^^)
2018年
11月
12日
月
「まずい~」
お口の周りに駆虫ペースト剤がついてます。
寄生虫のせいで子馬はよく疝痛になったり腸管破裂で死亡するので気をつけています。
ごめんね、君の健康を守るためなんだよ。
馬の種付け、妊娠、出産、母馬と子馬の成長管理などには、特殊なノウハウが必要になります。グランプリ馬を作るのはまだこれからだけど、子馬若馬初期調教なら何百頭も育てた経験があります。
その馬の一生がかかっている。
ベストを尽くします。
子馬だからしなければならないこと。
子馬の時期にしかできないこと。
子馬の離乳にも沢山のノウハウが必要です。
子馬の精神面ケア
子馬の栄養面準備とプログラム
母馬の健康管理や精神的ケア、乳房炎などの対疾病管理などなど…。
実は毎日毎日やることはたくさん、考えることもたくさんです!
でもどうでしょう?もしあなたなら、どういうふうに育てられた馬が欲しいですか?
とういうわけで子馬、無事に離乳しました(^^)
他の子馬達と一緒に元気に走り回っています。
美しいー。
お姉ちゃん頼りにしてるよ!
さすがです(笑)
大丈夫そうですね。
これからも健康で元気に生き生きと育ってくれることを願っています。
2018年
11月
03日
土
秋晴れ、気持ちいい~。
「アー君が、脚はそんなにいらないよって言ってるのがわかりました」って。
素晴らしい!
馬ってテクニックを覚えれば上手く乗れるってものじゃないんです。結局思いやりと心遣い。
馬にはみんな伝わっています。好むと好まざるとにかかわらず。自分の気持ちも思い込みも本気度もすべて。
伝わらないからそれなんじゃなくて、伝わっているからそれなんです(^^)
2018年
10月
09日
火
乗馬・馬術での「脚」とは何でしょうか?
自分の足の位置はそのままで両足を均等にゆっくり馬体に寄せていきふくらはぎをそっと馬体にくっつけてからじわーっと軽く圧迫していき馬がモクリと動き出したらすぐに両足を馬体から離すように外側に動かすこと、です。
先日コーチしているときに皆さんによくわかってもらいたくて丁寧に一回一回これを言っていたんですがさすがに喉が…(笑)
だから皆さん、私に「脚~」って言われたら、「自分の足の位置はそのままで両足を均等にゆっくり馬体に寄せていきふくらはぎをそっと馬体にくっつけてからじわーっと軽く圧迫していき馬がモクリと動き出したらすぐに両足を馬体から離すように外側に動かす」をしてくださいね(^^)
驚くほど馬とリンクすることができますよ!
2018年
9月
25日
火
なぜみんな良い馬に育つのでしょうか。
その理由の一つは、馬の社会性を大切にしているからです。
例えば子馬が悪さをすれば大人に叱られます。
こういう経験のおかげで、協調性やルールが身につきます。
生まれた日から毎日の初期調教、健康管理、群れ放牧。その3つの絶妙なブレンド具合が鍵なんです。
こうやってコミュニケーション上手な馬に育てれば、実際の騎乗時にも、扶助に素直な乗りやすい馬になります。
そう、馬だって本当はもっとコミュニケーションがとりたいのです(^^)
2018年
9月
22日
土
疾走する馬の美しいこと!
リーダー
パートナー
慈愛尊敬
ボス
奴隷
恐怖政治
さぁどっちがいい?両方の立場で。私は絶対服従なんて絶対不要です(^^)
君達には信頼と協力がほしい。そのために誠意を尽くします。(大丈夫。きっと出来るよ!)
馬と信頼関係を築いて馬と仲良くなる…っていう最初の夢のままの乗馬がここにあります(^^)
2018年
7月
29日
日
今日は「譲らない拳or譲る拳 講習会」を行いました!
ナチュラルホースマンシップを活かして馬の心に語りかけましょう。
馬は賢いので、この二つを使い分けるだけでどうしてほしいのかすぐ理解してくれます。
馬視点で、好ましい方へ導きましょう!
馬の内面と話すようにやりとりできれば、新人さんでもハミ受けOK。
上手だったよ!
扶助は馬を助けるコミュニケーションですから(^^)
おまけ。
ハンパないって!(笑)
2018年
6月
25日
月
いままで競技馬や中間種をたくさん調教してきたうえで、これはまずいというサインがあります。
・人間を見ない。
・アイコンタクトしてこない。
・頭をすぐ上げる。
・頭をすごく上げる。
・洗い場でそわそわ動きまわる。
・前がきがすごい。自分を抑えられない。理性のない獣。前がきをずっとする。
・手入れをしようとすると皮膚をブルブル震わせる。
・丸洗いを嫌がる。
・足を上げたとき力を抜かない。力を入れたまま。足を引っ張る。足を動かす。
・蹄の管理が十分でない。
・たてがみや尾毛が不ぞろいや伸びっぱなし。
・背中の筋肉が落ちている。
・ボロが黄色い。
・引き馬のときついてこない、先に行く、勝手な方へ行く。
・近づいていくと頭を上げる。
・毛艶がない。
・頭を振り上げる。
・虫がいないのに、虫を払うような頭の動きや尻尾の動きをする。
・白眼を見せてギョロ目をする。
・目つきが尖って、疑い深く荒んでいる。
・調馬索で走る暴れる。
・音声扶助が効かない。
・放牧すると青草を食べずに土をバクバク食べる。
・唇をずっとパクパクするなどの常同行動を見せる。
・引手や鎖をかみ続けたり引っ張ったりする。
・乗ったとき、首をビクンビクンと振る。
・口が硬い。応答性が乏しい。
・手綱を引っ張る。急に頭を下げる。
・人を見ていない。気にしていない。故意にずっと見ない。
・乗っているときウーと唸る。
・ふくらはぎで圧迫しても反応がない。
・お腹が硬い。
・停止や減却のとき、口を硬くして突っ張る。
・自分でリズムがとれない。バランスが崩れる。
・透過性がなくなっている。
・頭絡を外すときに頭を上げて嫌がる。
馬の行動でこれを見たら赤信号。
こういう子は提供できるレベルになるまでじっくり休ませます。そして時間をかけて再調教します。
そのあいだにこのような全般性不安障害や強迫神経症をゆっくり優しく治します。
馬の行動には小さなことにも理由があります。
そういうサインをしっかり受けとめて、一人一人が馬を幸せにできるといいですね。
2018年
6月
21日
木
馬には意思がある。
馬は操縦するものじゃない。急に走られたり落とされたりした人はわかると思う。乗りこなさなきゃいけない馬はしんどいし馬も可哀そう。
私達が育てる馬はまるっきり違う。馬を抑え込まないから、人を理解してるし納得している。ポジティブな気持ちで動いていて、人に協力しようとする気持ちがある。だから何かあっても急な反応はしないし自分自身で自分を抑えることを知っている。全員が馬はそういうものだと思っている。そしてそんな馬達と気持ちのやりとりをしながら、気持ちを合わせる乗馬の方が好きなんです。
そこには異次元や異世界、断崖絶壁くらい大きな価値観や常識の違いがあるな…と思いました。
2018年
5月
20日
日
上手上手!
そのフィーリングですよ(^^)
今日も体験乗馬にお越しいただきありがとうございました。最近たくさんの方に来ていただいてとても嬉しいです。
ほんのちょっとの合図で馬が歩いたり止まったりしてくれて、「信じられない!信じられない!」って。
乗馬をはじめる人ってけっこう最初から馬に命令とか怖い気持ちを作るようにされちゃっているのかも。
私達は馬が大好きなので、まず馬に優しい気持ちをつくることからはじめます。
そして馬に優しい気持ちで、「さぁ一緒に行こう」と合図すれば歩いてくれるし、「さぁ止まろうか」と合図すれば引っ張らなくても止まってくれます。
私達は馬が「わかったー!」って喜んでやってくれる方が好きです。
グッドです(^^)
これができるのも馬が健康でポジティブだから。
「すごく異次元の感覚だけど、本来はこうあるべきですよね」って。
共感してもらえて嬉しいです。
最初はちょっとの方向性の違いが先へ行くほどとんでもなく大きな違いになってしまうので、とくに20代30代の人はぜひ体験してみてほしいです。
今日もありがとうございました。
馬と人みんなが幸せになれるように。頑張ります。
2018年
5月
01日
火
「脚はソフトな圧迫です。」
メンバーはもちろん、体験乗馬でもビジターでも、上手い人がしているのと同じ乗り方を教えています。
ハミ受けもコミュニケーションです。
力はまったくいりません(^^)
2018年
4月
30日
月
すべての馬は心身ともに健康で、大切にされているべきだと思います。
すべての馬は生き生きと幸せを感じており、よく調教されていることが大切だと思います。
そして指導はありきたりでなく実際に役立つ本当の馬術知識を教えるべきだと思います。
2018年
4月
18日
水
乗馬の秘訣、それは。
自分が、じゃなくて自分を、どうするかです(^^)
石黒さんへの贈り物と入れ違いに友情の証が送られてきました!嬉しいー!ありがとうございます(^^)
2018年
4月
10日
火
個性豊かな仲間たちと共に。
いつも明るく笑いながら楽しんでいます。
私が船長、皆さんも個性豊かで一癖も二癖もあっていい(笑)
船長がいて、剣士がいて、料理人がいて、航海士、砲撃手、船医、船大工、音楽家がいて…って感じ。
みんなの結びつきは何だろう?誠実さかな。それでいいんじゃない?
誰も私のこと先生って呼ばない。誰も私にペコペコしない。それがいい!!
みんなお互いを尊重して、馬を尊重して、自立してる。並列じゃ!全日本で俺は勝つ!
自分にできることをやろうと思う、それでいいと思うよ(^^)
自分を発揮して楽しくやってくれい!
もっと仲間を募集中ぅ!一度遊びに来てね(^^)
2018年
4月
09日
月
可愛がってる馬達がいて。
見上げると空がきれいで。
花も咲いてて。
振り向くと甘えてて。
あぁいいな~と思いました。
さぁみんなのところへ行こう!
うんうん。
いいですね。
ふふふ。
ほわぁぁ~。
満たされる…。
おまけ。
娘が描いてくれました(^^)
みんなありがとう。
2018年
3月
24日
土
今日は大事なことを発表します。
上手く乗れる時と乗れない時の違いは何か。
上手く乗れない時は、うまく乗ろうとしているとき。つまり上手く乗ろうとしているときは、結果として上手く乗れない。
上手く乗ろうと思っている状態はもうすでに自分のことばっかりの独りよがりになっているから。それは馬にとっては自分に関心のない我欲の塊を乗せている感覚です。
AさんもBさんもCさんも、上手く乗れているときは馬の様子を見ながら馬と会話が出来ているときです。自分の姿勢だの扶助だのは意識してなくて、馬の気持ちに意識がいっている。そしてどういうことがしたいか丁寧にコミュニケーションできている。きちんと耳を傾けて会話がかみ合っている。そういう時は上手く乗れています。上手く乗ろうとしたのではなく、折り合おうとした結果として上手く乗れたということです。
自分を観察してみたところ、馬と同じ空間に入った瞬間からずーっと馬に対してI'm with you.という気持ちになっていることに気がつきました。馬装のときも、乗ってるときも、手入れのときも、ずーっと心が馬と共にあります。
I'm with you.
I'm with youだよ。
一緒にいるよ。
一緒の気持ちだよ。
理解してるよ。
一緒にやるよ。
って一瞬も途切れることなくずっと思ってます。
ずっと、ずっと、ずーっと馬の気持ちを気にかけてます。
自分の気持ちの根本のところで馬を本気でパートナーだと思っているかどうか。
それが乗馬の成否を分けているのかもしれませんね。
まずは馬をパートナーとしてきちんと認めて尊重すること、そして常に馬に話しかける習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。
今年も木蓮が咲きました!
2018年
3月
20日
火
良いホースマンに必要なものはなんでしょう。
人を良いホースマンに成長させるのは、才能ではなく、努力や根気です。
それは私自身や多くのメンバーさんが証明しています。
良いホースマンになっていくと、我を捨てて、自分のものの見方の外に出られるようになります。
つまり「私ならどう感じるだろうか?」から「馬ならどう感じるだろうか?」へ進化して、100%馬の気持ちに寄り添えるようになります。
自分を消して100%耳を傾けることは出来そうでなかなか出来ないことですが、きっと出来るようになります!I'm all ears!!
それも馬からの贈り物です。
2018年
3月
15日
木
入厩時。
臭いが…。
うっ。肉が溶けてる…。
蹄叉腐乱で蹄が痛ければ、当然馬は痛いのを嫌がって歩きたがりません。
ちゃんと走ってくれないのにはこういう原因があることも。
蹄鉄を外してみると広範囲にわたる蟻洞。
痛々しい…。
どこまで深いんだと恐ろしくてゾッとしました。
現在。
よくここまで治ったね。毎日見るたびほっとします。
馬の蹄を良くしていくのは年単位。
遠い未来のこのビジョンを見て、毎日手入れや削蹄を積み重ねていくわけです。
すごい根気です(笑)
肉厚で弾力のあるしっかりした蹄叉。
蹄支角の幅も広くて十分ですね。
みんなの蹄に追いつきました!
馬に乗るときや馬を購入するとき、蹄をよく見て蹄叉腐乱や反りには絶対に妥協しないようにするとよいでしょう。
(DODや蹄骨ローテーションなど骨にまで異常が及んでいると、ましにはなっても完全に治ることはほとんどないそうです)
だから健康な蹄を見るとほっとしてとても幸せな気持ちになります。
硬くて、でも弾力があって、しっかり感があって、清潔な蹄。
馬の健康は一日にしてならず、ですね(^^)
2018年
2月
23日
金
本当のことは自分で見つけるしかない。
むかーし昔ね、馬場馬術の大先輩に言われたわけですよ。
「中央線をバーッと行って、バンッと止まるのがかっこいいんだ!」
それがいつまでも頭の隅にこびりついていて、最近までずっとうまくいかなかったんです。
でもあるとき審査用紙の経路をよく見たら、書いてあるじゃん。「収縮速歩で入場」って!
それからそーっと速歩で入場してふわっと停止したら、はい高得点(笑)
怖いですね~(^^;
以前ドレッサージュ講習会に参加したときに言われたのもそう。「手綱をうんと短く持つんですよ」って。それがずっと頭の中にあって、馬となかなか折り合えなかった。いくら上手い人が言うからって、それがいつでもどの馬にも正しいとは限らないって気がつけなかった。今は馬も人もお互いに楽になれる手綱の長さを、馬と相談して決めればいいんだってわかりました。良かった~。
本当のことは自分で感じて考えて、自分で見つけるしかない。
そして、正しいことは馬が教えてくれる。
今日馬に乗りながら、みんなも馬と一緒に正しいことを見つけられる、そういう場所でありたいなと思いました(^^)
2018年
2月
17日
土
「馬を集中させるにはどうしたらいいですか?」という質問を受けました。
馬はいつも広範囲を見張りながら草を食べています。
だから集中力があるというよりも、広範囲にアンテナを張るのが得意な動物です。
長年の実感として、本当に馬の集中力が続くのは1分くらい。
たしかに生き延びるためには、バッ!と反応して逃げ出す素早い瞬発力と、追手から全力で逃げるだけの短時間の集中力が、馬の進化でとても大切だったのでしょう。
両目が前についている動物は集中が得意。
だから馬を集中させろというのはいかにも人間的な考えですね。
集中するのは人間の役目です!
馬に必要なのは興味を引くことです。馬にとって楽しいことをしてあげることです。
楽しいことは続きますよ(^^)
2018年
2月
15日
木
馬育てはその馬が何歳からでも始められます。
エーちゃんをきちんと育てはじめたのは、彼が13歳のときでした。
はじめは身体も中身もひどくて大変でした。
それに「この馬はこうだから」という周囲の決めつけと闘うのも大変でした。
今の素晴らしさからは想像もできないでしょう?(笑)
身体を治し、心を癒し、穏やかな調教をいれる。
仔馬から育てるのとほとんど同じです。
何歳からでもベストを尽くして育てます。
馬は何歳からでも健康に、幸せに、良い馬にできますよ(^^)
2018年
2月
03日
土
馬って、心と頭で乗るもの。
乗馬も馬術も、運動神経が一番じゃないんですよ(^^)
いい?
馬をコントロールするんじゃないんだ。
馬との”会話”をコントロールするんです。
頭と心を使って。
だから、普段からコミュニケーション力を上げようと努力している人ほどうまく乗れるのは当たり前なんです!
相手の話をよく聞いて、心の交流を図ることの素晴らしさよ!
結局、相手への思いやりですよね(^^)
いつでもだれとでも。
2017年
12月
09日
土
こちょこちょ。
この幸せそうな表情、いいですね。
今日ビジターさんと話していて、ウィッシュの馬達でも最初から良い状態だったわけではないということをお話ししました。
ネグレスト、障害での虐待、皮膚病、蹄叉腐乱、ガリガリの削痩など、けっこうひどい状態で来た馬が多いです。
でも馬は、心を尽くして、手を尽くせば、きっと良くなります。
もう辛い目にあってほしくない。
馬に本当に幸せになってほしい。
事情があるときだけでほとんど馬の出し入れはしない。
そういうお話をさせていただきました。
メンバーさんにもね、今日、「ふくらはぎを圧迫しながら、圧迫されている馬の気持ちを想像しながらやってごらん」とアドバイスしました。
それがとっても良かったそうで、またひとつ意識レベルが上がったそうです。
良かった(^^)
ウィッシュでやっているのは共感乗馬。
馬装のときも共感、手入れのときも共感、騎乗のときももちろん共感、厩務のときでさえも共感。
馬の気持ちに想いを馳せる。
いつも馬と共感、覚えていてね(^^)
2017年
12月
06日
水
ウィッシュホースコミュニケーションズでは、一頭一頭を大切にしているため、練習馬や競技馬といった区別がありません。(馬によって料金が違うということもありません)
どんな馬でも一頭一頭の長所を伸ばすように、毎日丁寧に教育しています。
だから全頭が競技馬レベルで、みんながそれに乗ることができます。
笑ってる(笑)
素晴らしい馬と楽しい乗馬を!(^^)
2017年
12月
02日
土
いい姿勢!上手いね!
今日思ったこと。
大丈夫大丈夫。
みんなそれぞれもう一人前なんですよ。
大人として一人前だし、ライダーとしてもホースマンとしても、もう一人前の気持ちでいいんだよ。
出来ない扱いや子供扱いされることに気をつけて。
それに、自分を出来ない扱いしたり子供ぶったりもしないようにも気をつけて。できるんだから!
あと、馬を練習につきあわせちゃいけないよ。馬の気持ちになってごらん。
君はもう十分に一人前。馬術を極めようと同じ道を往く可愛い後輩。だから先生は禁止。生徒になっちゃいけないよ。依存しちゃいけないよ。一人の人間同士として名前で呼んでほしいな。たまに先輩って呼ぶのはいいよ。萌えるな~(笑)
大丈夫、自分で考えて、信じることをやってみな。必要なときはいつだって助けるから。そして俺の隣に並び立ってよ。いつか助けてもらうこともあるかもね。一緒に馬と歩いて行こうよ(^^)
2017年
11月
29日
水
今日は3頭とジムナスティックを飛びました。
うち2頭はこういうグリッドワークは初めて。
でもきちんとこなして本当に立派だと思いました。
人間のメンタルが馬との関係を決める。
馬と意思疎通を図るためには、まず人間がしっかりと頭を使って、メンタルを整えることが大切です。
あ、話が脱線しましたが、ジムナスティックでは馬達が背中や全身を使って障害を飛越していくのを感じました。
効果あり!ですね(^^)
2017年
11月
17日
金
毎日いろんな馬に乗って、たくさん競技会に出て、見て、思うこと。
強制が馬をダメにする。
強制すれば馬が嫌がったり、逃避したり、興奮したりする。
強制すれば緊張してリズムブレークもおこすし、逆にやる気をなくして閉じこもったりする。
強制、いいことない。
レイプされて男性恐怖症や心が虚ろになっている。そんな馬が沢山いる。
好むと好まざるとにかかわらず、そうしろと指示する人も沢山いる。それを支持する人も沢山いる。
でもそれを断って、そこから離れて、自分の信じる楽しい馬術を追い求めていけば、世界のあちこちでちょっとずつ世界が良くなっていく。
かもしれませんね。
馬に必要なもの、乗馬に大切なものは何でしょう?
理解とやる気とリラックス。
じゃないかな。
馬が安心して笑顔になるような乗馬をしましょう(^^)
2017年
10月
05日
木
良い馬だね!
「人のために頑張ろう」
人間のことを好きで信頼している馬なら、そう思ってくれる。
でも人間のことを嫌がってたり怖がってたりしてる馬は、人間のために頑張ろうとは思わない。
馬たちが素直に頑張ろうと思える環境にしたいですね。
自分がされて嫌なことは馬にしない。
自分がされたいように馬にしてあげましょう(^^)
2017年
9月
01日
金
馬語を話すためにも、まず自分の心の動きを観察・分析してごらん。
あ、今こんなこと考えてたとか。
こんなこと思っちゃったからあんなこと言っちゃったのか、とか。
面白いよ(^^)
2017年
8月
31日
木
平日の馬達です。
ちゃんとそれぞれの意思があって動いているのが分かって面白いですね。
それぞれ馬語でなんて言っているかわかりますか?
正解は、
スーちゃん→尻尾を横に振って強い目で「こっちに来ないでよ」と言っています。
エーちゃん→硬く丸めた首と踏み込んだ後肢で「う、まずい」と回避行動をはじめています。
ベル君→右肩をへこませてスーちゃんに敬意を表しながら「やっべぇぞ」とさりげなく離れようとしています(笑)
饒舌だね~。みんな理性的でとても人間らしいでしょ(^^)
うん、愛してるよ(^^)
2017年
8月
26日
土
ウィッシュは「馬の目を見ましょう!」というクラブです。
みんな瞳を輝かせて見てくるでしょ?(^^)
これが信頼の証です。
ここではどんどん馬の目を見ていいんですよ(^^)
2017年
8月
20日
日
馬に伝えたいのは深い愛情。
馬に負けない、とか。
上に立たなきゃとか叱らなきゃとか。
そういう気持ちいらないんだよ。
馬に強制したり、馬のやることにいちいち怒ったりしなくていいんだよ。
馬に理解をしめして共感してあげたいです。
想像してみて。
大切な大切な人と話す時のように。静かな気持ちで。
すこし笑顔で、見つめあって。
馬に深い愛を感じてもらいたいです。
2017年
8月
05日
土
馬の前では、どんな人でもただの人間。
馬の前では、肩書とか資産とか、なーんにも関係ない。
馬が気にするのは、内面がどんな人間かというだけ。
馬の前では、誰でもただの裸の一人の人間。
なんかそれってすごくいいですよね(^^)
2017年
7月
27日
木
もっとして~!だって(^^)
心を込めて。
その言葉、動きに心が込められているか、馬はちゃんと感じています。
なにげないことでも驚くほど伝わっているんです。
気持ちいいー!
ってこんな顔してくれたら最高ですね。
今日は騎乗時の意識が、「自分の練習」から「馬との会話」に切り替わった決定的な日でした。おめでとう!
そうなってしまえばもう大丈夫。
もしこのさきわからなくなることがあっても、常に馬に聞くようにすれば、どうしたらいいかは馬が教えてくれます。
騎乗も手入れも、心を込めた馬とのコミュニケーション方法がすべての鍵ですね(^^)
2017年
7月
07日
金
馬が背中を許すってすごいことだよな~。そんなことを考えて調教していました。
ただ悲しいことに、物理的に背中を許してはいても、精神的には許していない馬はたくさんいるんですよね。そう、馬に乗るっているのは力づくじゃないよね。
これは背中を許していない馬。
・上げた頭。うなだれた頭。
・左右ちぐはぐの方向を向いた耳。
・物見。自分の身は自分で守らなきゃ。
・薄い首。骨ばった身体。硬い乗り心地。
・くぼめた背中。乗せたものから逃げたい。下へ横へ、遠くへ。
・ほとんど反応しない硬いお腹や口。
・人間の存在は意識したくない。無視したい。逃げ出したい。私は一人。
でもここから優しく調教していけば、ちゃんと変わるんです。
これが背中を許しはじめた馬。
・柔らかく下がる頭。丸まる首。
・リラックスして適度に左右に開き、ときどき後ろを向く耳。
・二人でいることを意識していて動じない。
・ふっくらした首。骨のわからない丸い身体。柔らかい乗り心地。
・身を任せるように伸ばした背中。
・反応の良いお腹や口。脚や拳の感触はもっちりしたパンのよう。
・馬がいつも人間を見ている、意識しているのが分かる。
こうなってくれたら凄い嬉しいよね!
馬が言う。
「あなたなら背中を許す」
って。
なんかカッコよくない?!
馬に信頼されるような自分になる。馬に尊敬されるような振る舞いをする。そうすればきっとできます。(^^)
2017年
6月
28日
水
今日のビジターさんとの会話。
「馬の表情や艶がぜんぜん違うのでびっくりしました!」
ありがとうございますm(__)m
皆さんの乗馬はいかがですか?
馬を大切にする乗馬。
馬とのコミュニケーションを大切にする乗馬。
生き生きとした馬がくれる、嬉しくて誇らしい気持ち。
これこそが、あなたの貴重な時間やお金や人生をかける価値のあるものです。
一生をかけてもいいようなやり方や乗り方に出逢えたら、それはとても幸せ。
心から信じられるもの、全身全霊を傾けるに値するものを、皆さんに提供したい捧げたい。
そう思います。
2017年
6月
23日
金
「こういうの習ったことなかったです(笑) 馬とコミュニケーションするってことが乗馬の醍醐味なんですね!」
その通りです!
まぁ皆さん笑顔で実に楽しそうに乗るね!
いつもありがと!
馬と話をするように乗馬したい人。どうぞお越しくださいね。お待ちしています(^^)
補足:馬と話をするというと、抽象的というか、どういうこと?って思う方もいるかもしれないけど、ほんとの意味で馬と意志をキャッチボールして会話するということです。メンバーさんはもうわかるよね。明日の活動では、会話を知っている馬と知らない馬の違いを体験させてあげるよ(^^)
乗馬は馬と人が協力して行うもの。
だから、×馬のボスになろうとする。×馬を支配する。×馬に強制する。×馬を乗りこなす。のは得策ではありません(それはパワハラやレイプに似ている)。いつかわかる。馬の気持ちになればきっとわかる。
馬の心と、人の心が、同じように協力的であること。
共通の目的をもった協力チームの結成が、自分の能力以上の成果をもたらします。この友好的で調和のとれた関係をマスターマインドっていうんだよ。マスターマインドなら1+1が、5にも10にもなる。これは人と人だけでなく、馬と人、乗馬でも同じだと思うんです!
ぜひそういう乗馬をしていきたいですね(^^)
2017年
4月
16日
日
「馬をすごく集中させて乗っているんですか?」
「そうですね~、皆さんそう思いがちなんですが実は集中ではなく逆にリラックスするように語りかけながら乗っているんですよ(^^)」
深く深くリラックスするように。そしてのびのびと動けるように。
それは人も同じですね(^^)
気持ち良くて大欠伸(笑)
2017年
3月
30日
木
「馬の行動に対して、柔軟性があることが大切なんですね!」
そうです。会話に柔軟性があるといいんです(^^)
馬のアクションに対して、AとかBとかCとかいろんな返しができる。リアクションの選択肢は多い方がいい。何を言っても相手から同じようなリアクションしか返って来なかったらつまらないでしょ?自分にワンパターンのリアクションがないように気をつけよう。馬に「お!」と思わせたいからね。
そうすれば馬との会話が膨らんだり、思いがけず馬の気持ちがわかったり、馬がやる気になったりしますよ(^^)
尻尾クルクル。
ピョンピョーン!
2017年
3月
29日
水
馬に何かしてほしかったら、馬にお願いすればいいんだよ(^^)
馬だって人の願いをかなえたいと思っているし、穏やかに共存したいって思っているんだから。
馬の気持ちを考えたお願いをすれば、優しい脚やほんのちょっとの合図で生き生きと動いて当たり前。
馬が思ったように行動してくれなかったら、まずすることはどういうお願いの仕方をすればいいか考えること。
これにつきます(^^)
2017年
2月
23日
木
健康な馬とか良い馬ってこうなんだよって知ってほしい。
健康な馬や良い馬ばかりが身の回りにいれば、その人にとってそれが当たり前になると思う。
そしたら馬が健康じゃない時やおかしくなった時にすぐに気が付けると思う。
いつも疑問を持ち、ほんの小さなことにも気が付き、全頭健康で良い馬をそろえて、それをさらに向上させたい。
健康な馬や良い馬ってこうなんだ!っていつも感じててほしい。意識レベルを高く持っててほしい。なにかいつもと感じが違っていたらすぐに教えてほしい。
単純に馬にハッピーでいてほしいだけなんだけどね。ハッピーでお行儀の良い馬と付き合う方が私達もハッピーだしね(^^)