最近、馬の群れにもアルファがいるという説があるそうです。
ウィッシュではスタリオンと複数の牝馬や子馬を含む馬の群れを自然放牧で長年管理してきましたがそのような行動は見られませんでしたし、馬のフィールド行動学者の著書にもアルファというような表現はなかったと思います。
https://logmi.jp/business/articles/323117
(馬も狼と同じような 家族群を基本とします)
現在の家畜馬に近い再野生馬の研究では、群れ内の牝馬と子馬には流動的な序列があるそうです。その中でも年齢による役割の違いや血縁関係による序列の影響、仲良しの友達などの緩いつながりがあるそうです。
https://www.ana.co.jp/travelandlife/article/001255/
また群れと群れが密接に関係しあって高次な重層社会を構成することもわかっており、オスのバチェラー群はその外縁に位置することも判明しています。バチェラー群には明確な序列はあまり見られずじゃんけんのような三すくみのような関係も見られるそうです。そうなると人間がアルファを模倣したように振る舞ったとしても、牡馬やセン馬には果たして通用するのかという疑問が生じます。
まぁいろんな考え方がありますよね。馬より弱いから強くなれとか、馬に勝てとか負けるなとか、やりたい人はやればいいんじゃないでしょうか。ただそれで調和とか信頼とか口にしても虚しく響くだけですけどね。
とりあえず、馬に勝たなくてもいいし、馬より弱くてもいい、本当の調和と信頼で成り立つ正統派乗馬が現実にここにあるんだけどね~って別世界で仲良く笑っていられればいいかな(^^)
君がこうしてくれるのはなぜかな?(^^)