馬は健康で幸せだと、とても素直で乗りやすくなります。
鈍い馬、重い馬、動かない馬、物見する馬、走る馬、逃げる馬、暴れる馬、反抗する馬、攻撃的な馬、後ろに回っちゃいけない馬などは、自分が不健康で不幸だと訴えているのです。
言葉がしゃべれないので態度や行動やボディーランゲージで。
これらの行動や反応は人間のせいであり、馬のせいではありません。
満ち足りた気分のときは周りに優しく協力的になり、辛い時期には気持ちが塞いだり当たったりしてしまうのは、人間と同じではないでしょうか。自分が辛かった時期のことを思い出してみてください。
このことからわかる通り、馬が健康で幸せかどうかは人間の安全性危険性にも直結します。
馬は健康で幸せだと、とても素直で乗りやすいんですよ。
生徒さんに良い乗馬を体験してもらい上達してもらうには、指導者に馬の健康管理の技術と知識が絶対必要不可欠です。もちろん調教技術もです。
馬の気持ちに気を配り、耳を傾けましょう。
馬の様子をちゃんと見て、自分が反省して行動を変えられる人が真のリーダーです。
だから本当に馬のことを想う優しい人ほど、馬に優しいクラブへ移ってこっそり楽しく上達しているんだよね(^^)