馬の蹄は10日でどのくらい伸びるのでしょうか。これが削蹄前の蹄です。これでも硬くて乾燥した十分きれいな蹄ですが、所々傷み始めているのがわかります。
こちらが削蹄後です。10日でもしっかり伸びていましたね。形よく整えることが出来ました。上と見比べてみてください。
もう一頭の削蹄前です。高齢馬の蹄は10日でどのくらい伸びているのでしょうか。左蹄側部と左蹄叉部は1回ずつ鎌を通してあります。右側と比べてみてください。
削蹄してきれいに整えることが出来ました。清潔さも見比べてみてください。蹄は一度傷むと治療や修復にとても長い時間がかかります。皮膚の傷はわりとすぐ治りますが、骨は一度壊れると治るのにすごい時間がかかりますよね。蹄も同じです。だから傷まない崩れないようにこまめな予防が大切だと思っています。割れたり、欠けたり、蹄叉腐乱になってからでは遅いですからね。
切り屑です。頑張りました。腰痛~い。
自分の靴の中に尖った小石が入ったまま、走らされることを想像してみてください。蹄叉腐乱とかで歩くたびに肢がジンジン痛かったら言うこと聞けるわけないと思います。むしろ人を嫌いになると思います。乗馬は馬の蹄から。もっと言うなら乗馬は馬の健康から。
昔から「蹄無くして馬無し」とも言うのは本当ですね(^^)