今日は大事なことを発表します。
上手く乗れる時と乗れない時の違いは何か。
上手く乗れない時は、うまく乗ろうとしているとき。つまり上手く乗ろうとしているときは、結果として上手く乗れない。
上手く乗ろうと思っている状態はもうすでに自分のことばっかりの独りよがりになっているから。それは馬にとっては自分に関心のない我欲の塊を乗せている感覚です。
AさんもBさんもCさんも、上手く乗れているときは馬の様子を見ながら馬と会話が出来ているときです。自分の姿勢だの扶助だのは意識してなくて、馬の気持ちに意識がいっている。そしてどういうことがしたいか丁寧にコミュニケーションできている。きちんと耳を傾けて会話がかみ合っている。そういう時は上手く乗れています。上手く乗ろうとしたのではなく、折り合おうとした結果として上手く乗れたということです。
自分を観察してみたところ、馬と同じ空間に入った瞬間からずーっと馬に対してI'm with you.という気持ちになっていることに気がつきました。馬装のときも、乗ってるときも、手入れのときも、ずーっと心が馬と共にあります。
I'm with you.
I'm with youだよ。
一緒にいるよ。
一緒の気持ちだよ。
理解してるよ。
一緒にやるよ。
って一瞬も途切れることなくずっと思ってます。
ずっと、ずっと、ずーっと馬の気持ちを気にかけてます。
自分の気持ちの根本のところで馬を本気でパートナーだと思っているかどうか。
それが乗馬の成否を分けているのかもしれませんね。
まずは馬をパートナーとしてきちんと認めて尊重すること、そして常に馬に話しかける習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。
今年も木蓮が咲きました!