本当のことは自分で見つけるしかない。
むかーし昔ね、馬場馬術の大先輩に言われたわけですよ。
「中央線をバーッと行って、バンッと止まるのがかっこいいんだ!」
それがいつまでも頭の隅にこびりついていて、最近までずっとうまくいかなかったんです。
でもあるとき審査用紙の経路をよく見たら、書いてあるじゃん。「収縮速歩で入場」って!
それからそーっと速歩で入場してふわっと停止したら、はい高得点(笑)
怖いですね~(^^;
以前ドレッサージュ講習会に参加したときに言われたのもそう。「手綱をうんと短く持つんですよ」って。それがずっと頭の中にあって、馬となかなか折り合えなかった。いくら上手い人が言うからって、それがいつでもどの馬にも正しいとは限らないって気がつけなかった。今は馬も人もお互いに楽になれる手綱の長さを、馬と相談して決めればいいんだってわかりました。良かった~。
本当のことは自分で感じて考えて、自分で見つけるしかない。
そして、正しいことは馬が教えてくれる。
今日馬に乗りながら、みんなも馬と一緒に正しいことを見つけられる、そういう場所でありたいなと思いました(^^)