ツヤツヤ~。
ツヤツヤ~。
キラキラ~。
スベスベ~。
ベルベットのような光沢と手触り。
乗っていてうっとり。
撫でても最高(^^)
「厩(うまや)七分に乗り三分」っていう言葉を知っていますか?
馬と信頼関係を築いて、馬乗りとして一人前になる。
そのために大切なのは「馬の世話が7割、乗るのが3割」という格言です。
考えてみたらそうですよね。
馬のお世話を一生懸命するから、馬の気持ちがわかるようになる。
飼付けや馬具の手入れもするから、いい馬や馬具の状態がわかるようになる。
馬を健康にハッピーに育てれば、その結果自分達が良い馬に乗ることができる。
乗馬を楽しみたくて上手くなりたいなら、乗るよりも大切なことがあるってこと。
私達が上達して、満ち足りた乗馬ができるのは、厩を大切にするからです(^^)
毎日毎日の飼付けや、馬房掃除。
一頭一頭の放牧、調教、手入れ、こまやかな健康管理。
馬具のチェックや手入れ管理。
厩舎、馬場、放牧地のメンテナンスや掃除。
飼料と敷料の管理や手配。
装蹄や予防接種の把握や手配。
馬に乗るということは、膨大な手間と愛情に支えられています。
どの部分も自分のことと考え、来たときには自分で馬を飼っているように活動する。
馬に乗るためのことを、当たり前に一生懸命しよう。
馬にしてみたって、乗って走らされる時間がほとんどの人より、優しく一生懸命お手入れしてくれる人の方が良いですよね。
身体を気遣ってくれて、気持ちいい時間を一緒にすごす人の方が絆が深まるのは当然です。
そして、好きな人のために頑張ろう!って思うんじゃないかな。
厩七分がきちんとなされているからこそ、良い馬が育って、良い乗馬が出来ます。
厩七分を率先してするからこそ、馬から信頼されるようになり、馬をよく理解できるようになります。
そしてそれが騎乗に活かされ、上手く乗れるようになるんです。
馬に乗るというのは、乗馬の中のほんの一部分なんですよね。
どうぞ馬と一緒に楽しい乗馬をしてくださいね(^^)